操作説明

VodraEditはオープンソースのエディットコントロールAPI「Scintilla」と、それを利用して開発された エディタ「SciTE」を基礎としています。SciTEに備わる便利な機能のほとんどがVodraEditでも利用できます。


     
「−」記号が折りたたみ場所、青い丸がブックマーク


1.色分け機能
VodraEditでは、タイトルやキャスト、各キャストのセリフやト書きが自動的に色分けされます。

2.折りたたみ機能
VodraEditは、キャラクタ紹介文やあらすじ、各シーンを「ひとつのまとまり」として認識します。
「まとまり」の先頭行の左側には「+」または「−」記号が現れます。これを押すことにより、その部分を 折りたたんだり広げたりできます。
また、 %[ と %] 記号を使うことにより、出力するPDFに影響を与えることなく 好きな場所を折りたたみ範囲に指定できます。
     
あらすじ、すべてのキャラ紹介、シーンを折りたんだところ


3.ブックマーク機能
文書中の好きな場所に「ブックマーク」を付けることができます。ブックマークの付いた部分は左側に 青い丸印が現れます。ブックマークの場所へは「F2」キーで瞬時に移動することができます。
なお、VodraEditは「シーン見出し」に自動的にブックマークを付けます。

文書の書き方については「VodraEditでシナリオを書こう」をご参考ください。


ファイル形式について

最終的には、作成したシナリオをPDF文書にアウトプットすることができます。
VodraEditはves形式とtxt形式の文書を読み込めます。
作成中のシナリオはves形式またはtxt形式で保存できます。また、rtf形式やhtml形式で書き出すこともできます。
rtfとは「リッチテキスト形式」と呼ばれるもので、文字の色などの情報も一緒に保存できます。
rtfファイルはウィンドウズPCならば付属のワードパッドやWordなどでも開くことができます。


自動補完機能について

VodraEditは、自動でセリフ名やカッコ、Tabなどを補完する「キーワード自動補完」機能が付いています。
起動時はオンになっていますが、この機能が邪魔だと感じた時には、オフにすることもできます。
「モード」メニューで「テキストモード」を選べば、補完機能がオフになります。

VodraEditでシナリオを書こう
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